
七五三撮影で、親御様からよくいただくご相談のひとつです。
「人見知りが強くて、知らない人の前では固まってしまいます」
「写真を撮る時になると笑わないんです」
「着物を着るだけでも緊張しそうで……」
そんな心配をされるお父様・お母様は少なくありません。
でも、どうぞ安心してください。
知らない場所で、いつもと違う着物を着て、初めて会うカメラマンからカメラを向けられたら、緊張するのはとても自然なことです。
横浜・綱島のまつむらフォトスタジオでは、最初から無理に笑わせることよりも、まずお子様がその場所やスタッフに慣れることを大切にしています。
七五三写真というと、「笑顔の写真を残さなければ」と思われる方も多いと思います。
ですが、人見知りや緊張しているお子様に、最初から「笑って!」と何度も声をかけても、かえって表情が硬くなってしまうことがあります。
まずはお話をしたり、遊んだり、カメラとは関係のないやり取りをしながら、少しずつ距離を縮めていきます。
最初はお父様やお母様のそばから離れなかったお子様が、時間が経つにつれて少しずつこちらを見てくれたり、話してくれたり、ふとした瞬間に笑顔を見せてくれることもあります。
撮影を始めることより、お子様との関係をつくること。
それも、七五三撮影の大切な時間だと考えています。
私たちは、七五三写真はすべて満面の笑顔でなければならないとは考えていません。
少し緊張した表情。
着物を着て、ちょっと誇らしそうに立っている姿。
真剣な顔。
お母様の顔を見た瞬間にふっと安心した表情。
兄弟姉妹と一緒になった時だけ見せる笑顔。
それも全部、その年齢、その日の、その子らしい表情です。
3歳の七五三で見せる少し幼い表情も、
5歳のちょっと誇らしげな姿も、
7歳の少し大人びた表情も、数年後には同じようには残せません。
だからこそ、その子らしさを大切に撮影しています。
知らない場所では緊張していても、お父様やお母様と話している時には、いつもの表情を見せてくれることがあります。
そんな時は、ご家族との会話や家族写真から撮影を始めることもあります。
お父様やお母様と手をつないだり、兄弟姉妹と一緒に並んだり。
安心できるご家族が近くにいることで、徐々に撮影を楽しめるようになるお子様もいらっしゃいます。
七五三だからといって、最初からお子様ひとりで完璧に撮影しなければいけないわけではありません。
人見知りや緊張しやすいお子様の場合、撮影前にご家族にお願いしたいことがあります。
「ちゃんと笑ってね」
「いい子にしてね」
「カメラマンさんの言うことを聞いてね」
と何度も言われると、お子様によっては撮影前から緊張してしまうことがあります。
「今日は写真屋さんで遊んでこようね」くらいの気持ちで来ていただく方が、自然に撮影へ入れることもあります。
小さなお子様の場合は、お気に入りのおもちゃや好きなものがあると安心材料になる場合があります。
撮影で使うかどうかは、その日の様子を見ながら一緒に考えていきましょう。
急いで着付けをして、急いで撮影をして、そのままお参りへ……となると、お子様だけでなくご家族も焦ってしまいます。
人見知りや緊張しやすいお子様の場合は、特に少し余裕を持ったスケジュールがおすすめです。
まつむらフォトスタジオでは、シンプルな背景、丁寧なライティングとポージング、そして楽しい雰囲気づくりを大切にしています。
ただきれいに撮影するだけではなく、そのお子様らしい表情や、ご家族の空気感まで一枚に残したいと考えています。
撮影したその日に「いい写真だね」と思っていただくことはもちろん、5年後、10年後に家族みんなで写真を見返した時に、
「この時、人見知りしてたよね」
「最初は緊張していたのに、最後はこんなに笑ってたね」
そんな会話までよみがえる写真になれば嬉しいです。
七五三は、お子様の成長をお祝いする大切な節目です。
だからこそ、撮影そのものもご家族にとって楽しい思い出になってほしいと思っています。
人見知りでも大丈夫。最初に笑えなくても大丈夫です。
その子のペースに合わせながら、今しかない3歳・5歳・7歳の姿を丁寧に残していきます。
横浜・港北区・綱島周辺で、「うちの子、人見知りだけど七五三写真を撮れるかな?」と心配されている方も、まずはお気軽にご相談ください。
今しかない一瞬を、5年後、10年後にもっと大切な宝物になる一枚へ。